法人営業のリアルを、実践で学ぶ機会に

私が主催する「ママのリスキリング・アカデミー（通称：ママリス）」では、自分のスキルを棚卸し、リスキリングを通じて専門性を高め、最終的には法人と直接つながれるような“自立した働き方”を目指す講座を提供しています。

この取り組みも、気がつけば13年になりました。

家庭にいながら、性別を問わず、質の高い学びを得たり、実際に企業を経営している経営者の方達とも接点が持てるような企画を実施しています。

私たちが大切にしているのは、学んで終わりではなく、“実際に行動できる力”を育てること。

その一環として、現場のリアルに触れられる講座も多数開催しています。

先日お招きしたのは、私が長年お世話になっている学研グループの研修コンサルティング会社TOASUの元社長、新井洋一さん。

「法人営業入門」をテーマにお話頂きました。

新井さんは、大企業から中小企業まで数多くの法人に対して、研修やコンサルティングを長年営業されてきた方で、そのご経験から語られる実践的な知見の数々が、受講者の皆さんに深く刺さっている様子が見受けられました。

講座終了後、受講者から次々に感想が送られてくるほどの大反響で、実際に講座後の質疑応答の時間でも新井さんに悩み相談をしたり、まだまだ話し足りないというお声を頂きました。

その声にお応えするかたちで、後日、目黒雅叙園でランチ会を開催。

法人への末長くお役に立てる関係性構築や提案の仕方、法人営業前の観察と分析の視点など、ビジネスの核心をさらに深く語っていただく場となりました。

私たちが提供しているのは、単なる知識やノウハウではありません。

本当に必要なのは、「自分の強みをどう価値に変えて届けるか」という視点。法人営業にしても、単に提案するだけでなく、“関係性を築く力”を育てていくことが重要だと考えています。

ママリスでは、こうした専門家からの実践的な学びを通じて、一人ひとりが自立して社会とつながるための力を養っていけるよう、これからも現場に根ざした学びの場を提供していきたいと思います。