「強いリーダー」だけが正解ではない:誰もが自信を持てるマネジメントの「あり方」を探究する
- mmarket15
- 23 時間前
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最近、企業様からいただくご要望の中で、特に増えているのがマネジメント層向けの研修です。
その中でも、私たちが長く活用し、大きな手応えを感じているのが、行動特性分析ツールであるDiSC®のマネジメント版である、「DiSC®マネジメント」を用いた研修です。
このDiSC®︎マネジメント研修は、大企業や外資系のクライアント様からご依頼をいただくことが多く、大手小売業の人事ご担当者様など、実施に研修を受講頂いた皆様からは
「これはママリスさんだからこそ出来る女性管理職育成ですね!」
「今まで様々な研修をしてきたけれど、ロールモデルに触れること、自分の中でマネージャー像を確立できるのが一番良い」
とご好評頂いています。
◾️「優秀なマネージャー」という呪縛を解き放つ
このDiSC®︎マネジメント研修を通じて、私たちが最も強くお伝えしたいメッセージがありまして、それは
「どんな特性を持つ人も、それぞれのスタイルを活かして優秀なマネージャーになり得る」
ということです。
マネージャーの方々とお話しすると、
「会社が求める強いリーダーシップを発揮できていない」
「スピーディーに決断し、メンバーを引っ張るべきなのに、それができない」
と悩まれている方が非常に多いと感じます。
DiSC®︎マネジメント研修の真価は、私たちが伝えたいメッセージを「頭で理解」するだけでなく、「腹落ち」することで、「自分のマネジメントスタイルを確立する行動計画」まで落とし込める点にあります。
◾️組織が知るべき、マネジメントの多様性
DiSC®︎マネジメントのレポートを通じて、まず「自分」の特性についての理解を深めます。
・自分の特性は、マネジメントにおいてどのような「強み」として活きるのか。
・逆に、どんな時に「ストレス」を感じ、それが「課題」となるのか。
これにより、誰もが、強い意志を持ってスピード重視で決断することが得意なわけではなく、緻密に計画を立てて慎重に進めるスタイルもあれば、人間関係を重視して皆の意見を聞くことを得意とするスタイルもあることが見えてきます。
この現実を、企業側がまず知り、そして何より、ご本人が「自分はもともと、強い意志を持ってスピード重視するスタイルじゃないんだ」と知ることが、自分には出来ない、上手く出来ないと思っている方の大きな解放につながります。
ご自身のスタイルを自覚すれば、無理に理想像を追うのではなく、「自分の強みを徹底的に伸ばして、この部分でチームに貢献するマネジメントもあっていいんだ」と思ったり、「少し背伸びしてこのスタイルを目指してみよう」という考えが出てきたりと、オーダーメイドのマネジメントスタイルを描くことができるのです。
さらにDiSC®︎マネジメントは、自分自身だけでなく、部下や上司のスタイルを読み解き、「その人に合わせた」指示の出し方、権限委譲の仕方、モチベーションの上げ方、教育の方法まで具体的に知ることができる実用的なツールとなっています。
◾️私たちが「体現」しているからこそ、伝えられる本質
私たちが、このDiSC®︎マネジメントを、他社の追随を許さないレベルで深く活用できるのには理由があります。
私たちママリスにはDiSC®認定資格者が多く在籍しており、様々な行動特性のメンバーが管理職を経験しているからです。
私たちは、DiSCの理論を教える「講師」に留まらず、それぞれの特性における「理想のマネジメントスタイル」を体現しているロールモデルでもあります。
研修を通して、例えば、「緻密に個人で仕事を進めることを好む」スタイルのマネージャーが研修に参加され、ご自身のスタイルに近いメンバーの具体例を見て、
「ああ、自分の強みを活かしたこんな指示の出し方やチームへの貢献の仕方があるんだ」
と理解が深まります。
この「腹落ち」と「安心感」こそが、研修のゴールであり、ご依頼が増えている理由だと感じています。
理論やスキルを学ぶだけでなく、「自分らしいあり方」を見つけ、自信を持ってチームと向き合うマネージャーが一人でも多くなるよう、今後も活動の幅を広げていきたいと思います。





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