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出社・新体制・多様性の中で組織に“対話”を取り戻すDiSC研修のかたち

  • mmarket15
  • 4 日前
  • 読了時間: 3分

外資系企業様からご依頼が続いています。


近年、企業様から多くご相談をいただくのが、「出社率の増加」と「新メンバーの増加」にともなう、チーム内の相互理解やコミュニケーションの再構築についてです。



お客様先に常駐されるワークスタイルの方もいらっしゃるため、チーム全体でじっくりと話し合う時間が確保しづらいとの背景もあり、「DiSCを使って、短時間で効果的に関係性を深めたい」というご要望をいただく事が増えています。



実際の研修に向けて、事前に複数回にわたる打ち合わせを重ね、仕事の進め方、組織の課題、マネージャーと部下の関係性まで細かくヒアリングさせて頂いた上で、お一人おひとりの状況にできる限り寄り添う形で、内容設計と構成を丁寧に行い、研修当日に臨んでいます。





研修をさせて頂いたある企業様では、

過去にもDiSC研修を複数回ご経験されている事も少なくないのですが、

「とても面白かった」

「こんなに面白いDiSCは初めて!」

と、多数のお声をいただき、笑いの絶えない時間となりました。


その企業様での研修の最大の目的は、

「楽しさを通じたチームの一体感の創出」でした。


大人数をあえて一箇所に集めての研修でしたが、これは簡単なことではありません。

その中で「楽しい時間を共有する」ことを大事にしたい、そんな主催者の方の想いに応えるために、DiSCを最大限活用しました。


具体的には、参加者の皆さんに自分のDiSCスタイルを“取扱説明書”としてポスターにまとめていただき、他スタイルの方に紹介するというワークを実施することで、

「まったく違う!」

「だからあの時、こういう行動だったんですね!」と、

日頃一緒に仕事をしているからこそ生まれる、リアルな笑いや納得の声が自然に湧き起こりました。





さらに深掘りとして、

“ストレス要因”と“モチベーション要因”の違いにも焦点を当てました。

自分とは対極にあるスタイルの方々と接する際、

どのような点に配慮すれば良いか。

どのような伝え方が相手にとって心地よいのか、

それらをポスターにまとめ、発表いただきました。



発表後には、

該当するスタイルの方に、

「その内容はしっくりきましたか?」

「違和感はありましたか?」

と直接質問し、


「それ、めちゃくちゃ分かります!」

という共感の笑い声や、

「なるほど、そこは少し違うかも」

というリアクションが飛び交い、自然と対話が生まれる時間になりました。



今回の研修では、

「自分と違う特性の人とも、きちんと関係性を築くための理解と方法がある」

ということを、体験を通してしっかり持ち帰っていただけたと感じています。


終了後、

あるマネージャーの方からも、

「これからは、自分の行動をもっと冷静に省みて、相手のスタイルを意識したコミュニケーションを取ります」

とご感想を頂きました。


研修の場が、笑顔と気づきで満ちたこと、そして「目的をしっかり達成できました!」というメールを後ほど頂いたことが、私にとっても何よりの喜びでした。

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