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ホワイトインパルス様の様でのチームビルディング研修

  • mmarket15
  • 4月8日
  • 読了時間: 2分

先日、青森空港除雪隊「ホワイトインパルス」の皆さまの研修を担当させていただきました。



ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、

「ホワイトインパルス」という名前は、自衛隊の「ブルーインパルス」になぞらえて名付けられたものです。



冬の間、世界一雪深いと言われる青森空港の除雪を、世界トップクラスの技術で行っている、まさに“空の安全を守る職人集団”です。



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冬の期間は除雪隊として活躍されている皆さんですが、夏の期間はそれぞれが別の顔を持っています。


リンゴ農家さん、稲作農家さん、自営業や企業経営者など…まったく異なる仕事をしているメンバーが、冬の間だけ集まり、阿吽の呼吸で除雪作業に取り組まれています。



そんな皆さんなのでチーム作りや絆を作るという事が、出来てもいるし、また課題もあるということでご相談を頂きました。



どんな風に研修をしようかなと考えましたが、普段から研修に慣れているわけではない環境ですので、「とにかく楽しんで参加いただくこと」「楽しみながらもご自分で課題を見つけたりチームについて考える機会をつくる」ことを目的として企画を設計しました。



内容として使用したのは、自己理解・相互理解のツールであるDiSCです。



でも、ただDiSCの研修をするのでは面白くないし、そもそも農業などの仕事は「家族経営」など少人数体制も多く、「チームを作る必要なんてないよ」という声も受講者様から教えていただいたので、


今回は紙ベースのちょっとレトロなDiSC診断をあえて使用し、ちょっと占い感覚でワイワイと盛り上がれる空気づくりを意識しました。



その中で、「えっ、そうだったの!?」という意外な一面が見えたり、「あの高圧的な態度、実は特性だったんだね」と笑い合えたり、「ちょっと一呼吸置いて優しく言ってもらえると受け取りやすい」と言った言葉が飛び交っていました。



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職人の世界は「技術は見て覚えろ」「できないやつはセンスがない」で片付けられがちですが、



「自分はこうしてもらえると助かる」「こうされるとやりやすい」といった、自分は本当はこうして欲しいということをきちんと言語化して伝え合えることが出来た事がとても良かったと思います。



今回、青森には2回伺って研修を行いましたが、来年もお会い出来ると思うので、皆さんには「夏の期間、チームをより良くするためにできることを考えておいてくださいね」という“宿題”をお渡ししました。

また冬に、成長したチームの皆さんにに再会できることを心から楽しみにしています。

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