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子供達の指導から感じる若手育成に必要なこと

先日、私が所属する春日部剣真会の

合宿に夫と娘と参加してきました。


合宿の中心は未就学児から中学までの

子供達で、

一泊二日でいつもよりもキツい稽古を

するのですが、


そこでの指導の光景や

子供達の様子に

若手の教育やモチベーションについて

考えさせられました。





合宿で剣道の指導をする先生方は

20代から70代まで

約20名程の先生方で

熱心に指導して下さっていて


子供ごとに個別の対応を

して下さっているおかげで

モチベーションが高い状態で

みんなとても頑張っていました。



そうした光景を見ていて、

最近よくご相談を頂く若手の教育に

通ずる部分があるなと感じました。



若手社員の離職対策や

若手のモチベーションを

どう継続していくか


というご相談を頂く際にも

お答えしているのですが、


昔ながらのネガティブな

モチベーションの上げ方、


例えば

これをやらないと上手くならないぞ

とか


これは乗り越えないといけない

とか


だからダメなんだ

とか


他の子と比較したり、

他の会、メンバー間での比較を

競争心を高める目的で使う事は

良いと思うのですが、


今の子供達を見ていて

若手社員にも共通するなと思うのは


昔の子供達よりも

選択肢を豊富に持っていて


そんな風に厳しい稽古をして

乗り越えなくてはならない

と言われると


もっと楽しい稽古をしている

習い事が山ほどあるので

モチベーションが

続かないんですよね。


そうなると、辞めてしまう子供が

増えてしまいますが、



今の子供達のそんな環境や

気持ちに注目して

個別の対応の仕方を

学んで下さったり

改善しようと色々工夫を

凝らして下さっているので


私が所属している春日部剣真会は

全国大会に出場出来るレベルに

なりました。

メンバーも続々と増えています^^



若手の教育についても

気をつけるべきポイントは同じで、


昔ながらのやり方に固執していると

本当に若手は離れていくだけです。



今の若手は昔と比べて

忍耐力がないとか


理解が出来ないとか

モチベーションの上げ方が分からない

と嘆く声もお伺いします。


今の時代に合った関わり方に

適応できていないのは、

言っている上の世代なのです。



事実、あるクライアント企業の

マネージャーは、

若手への対応を工夫している

ある企業では、


「若手の考え方や働き方は新しく、

会社の宝だ」


とおっしゃっています。



昔と今で、

学ぶ環境や働く環境は

大きく変化しています。


だからこそ、

指導する側の私たちも

その変化に適応し、


なぜダメなのか、ではなく

どうすれば良い関係を築けるのか、

どういう理解が必要なのか

という視点で改善策を一緒に

考えていけたらと思います。

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